きつめ・ふつう・ゆるめの設定について

有川のオーダーグローブを発注するときに「きつめに」とか「ゆるめに」とか記入する欄があります。

まぁ、これは好みだけの問題ですので、正解というのはありません。

ぴったり、という言葉のなかにもきつめにぴったり、ゆるめにぴったり、というようにさまざまな仕上がりを含んでいるわけです。

 

では、具体的に「ゆるめ」や「きつめ」を指定をするとどうなるのか。

ちなみに、市販のグローブの場合ですと、いつものサイズより1サイズ大きなものをゆるめに、1サイズ下げてきつめに履く、というように調整するしかありません。

 

有川のグローブは、裁断のときに金型をその人に合わせて調整し裁断をするわけですが、ゆるめの場合、ほんの少しだけ生地をゆるませて裁断をします。

(金型自体はゆるめでもきつめでもなく、ちょうどの形に調整したあとは触らない)

きつめの場合はその逆です。

 

ということは、例えば23サイズのきつめのグローブは、22サイズのグローブと当然違ってきますし、

指の長さはそのままで手のひら周りだけ締まったように仕上げることだって可能なわけです。

 

オーダーメイドで作るからには、ここまでしないと。

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