最近では良質な革が入手困難になり、またグローブの主流が繊維系になってきたのもあり

821シリーズや832シリーズが好評です。

革の上質さよりも、実践的実用的なグローブが好まれる傾向になっています。

 

さて、ここで、オーダーメイドって、なにがすごいのか。

製造工場だから言える、ここだけの話を聞いていただこうと思います。

 

基本的な流れとして、お客様の手の形を見て、それを採寸し、その大きさになるように裁断用の金型を調整します(指の位置、太さなど各部分をねじで調整できるようになっています)

そして、生地を選んで、裁断、なのですが、ここがポイント。

 

1枚ずつ生地の伸縮を微妙にコントロールしています。

例えば少ししわを作ったり、あえて横にひっぱったりしたまま金型で裁断します。

すると、グローブになったときに間接に当たる部分は縦のびしやすく、手のひらのあたりは横に伸びるようになります。

その生地の中に伸びやすい余地を残しておくわけです。

 

文にするとこれだけの話なのですが、実際その作業は感覚だけを頼りにしているため、当社の職人以外マネできません。

特に、たくさんの数を作らないといけないメーカーだったりすると、こんなことをしてたら時間かかってなかなか作業が進まないのです。

しかし、私たちが考えるに、これこそがグローブの命ですので、省略するわけにはいかないんですね。