指の股のフィット感について

グローブ選びに慣れてきた人が悩むポイントのひとつに、指の股のフィット感をどう追求するか、があると思います。

この悩みを抱える人は、手袋をはめた時に指先がぴったりと揃って、なおかつ指の股の部分の生地が浮いてこない状態こそがジャストフィットである、という考えが基本になっていると思います。

つまりは、指先と指の股がちゃんと添うグローブが欲しい、ということなのですが、これははたして正解でしょうか?

 

答えは、人それぞれである、としかいえないのですが、ゴルフグローブ専門工場の見解を述べておきたいと思います。

人それぞれ、というのは、例えば本人がグローブの指の股の部分が浮いているのが気になってしまい、集中できなくなってしまう、というような場合。

または、指の股とグローブの指の股が当たってしまうと、それはそれで気になって集中できなくなってしまうという場合。

どちらのパターンの方もいらっしゃいます。

まずは、自分が気になるかどうか、を基準で選んでいただければよいかと思います。

 

では、精神的な面ではなく、機能的な面から考えた時には、これは答えが出ます。

指の股が当たる場合、この場合、おそらく手を開いた状態(指を伸ばした状態)でグローブを着け、指の股が当たっている状態なのだと思います。

このままグリップすると、相対的に指が短くなりグローブの指先が余ります。ですので、少しぐらいは指の股の部分に余裕がないと、グリップした時にかえって邪魔になる、ということが言えます。

少しぐらいの余裕とはおよそ3~8ミリ程度、生地の硬さや指の太さによって前後しますので、実際に使いながら一番心地よい感じを見つけていただければと思います。

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